2011年2月20日日曜日

エレファンタ島へ行ってきた。

昨日はほぼアパートで過ごしたので今日は出かけることにした。
それで、ムンバイのインド門からフェリーで1時間で行ける、エレファンタ島へ行くことにした。
ここは何を隠そう「エレファンタ島の石窟寺院群」という名でユネスコの世界遺産に登録されているのだ。ちなみにムンバイにはもう一つヴィクトリア・ターミナスという駅も世界遺産となっている。
11時頃にインド門に着き、左側のチケット売り場でどれかよくわからずDeluxe130ルピーを選んでチケットを買って、インド門裏の乗り場へ。チケットを見せるとここへ並べと指示され、そこへ来たフェリーに乗り込む。席がないかと心配したが人数制限をしているので必ず座れる。しかしEconomy80ルピーを買っても同じ席とちゃうんか?と言う気もしたが、まっええか。

会場からインド門、タージマハールホテルの眺めを楽しみながらだんだん離れて行く。1時間近くして、途中様々な貨物船や発電所や、対岸のニュームンバイと言われる地域などを見ながら到着。桟橋から汽車片道5ルピーも出ているが満員らしかったので歩いた。帰りは乗ってみるか。


参道みたいな感じで上り坂の両側に露店が並ぶ中を登って行くらしいが、その前に腹ごなし、Non Veg用のランチセット100ルピーを食べる。チャパティとライスの両方に3種類のカレーがあってなかなかうまい。


気分よく参道を10分ほど上がるとチケット売り場に。外国人250ルピーという地元の人の25倍という値段を払って入る。250ルピーなら「しゃーない」という程度の価格だけど地元の人10ルピーは安すぎないか??50ルピーくらい取っても良いのに、と思いつつ第一洞窟へ。いきなりメインで彫刻が目に飛び込んで来る。いやはやなかなか立派なものだ。こういうインドのヒンズーの石の彫刻はどれも素晴らしい。


昔行ったタミルナドゥ州のマハーバリプラムを思い出した。他にも色々アジャンタとかエローラとか遺跡は多くあるようなのでぜひ回ってみたい。

リンガでは男性が長い間手をつけて祈っていた。なんか三春のデコ屋敷にあった子宝を祈願する男根状のモニュメントと同じ感じだ。多神教だとどこか似て来るんだろうか。
メインのシヴァの3面は素晴らしく、アンコールトムを思い出した。とにかく見応えのある遺跡である。

箕面の滝と同じように人間の食べ物を奪って悪さをする猿を眺めつつ、港へ向かって参道っぽいところを降りて行く。帰りは念願(?)の汽車に乗ってフェリー乗り場へ。1時間ほどして再びインド門とタージマハールホテルを眺めながら到着。なかなかの小旅行となった。

写真

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