2012年1月26日木曜日

カジュラホー&ヴァラナシ旅行第1日-カジュラホーへ

ムンバイから直行便がなく、スッと行きづらいカジュラホーへ、連邦共和国記念日に有休をくっつけて行くことにした。まずは朝8時過ぎのフライトでデリーへ。いつものように出発も遅れ到着は更に遅れ30分を過ぎているか。そこへ特別機が飛ぶとか何とかでデリー空港がしばらく封鎖とのアナウンス。おいおい。
結局予定の1時間半ほど遅れ11時半を過ぎてようやく次の寄港地のヴァラナシへ。ここでは1時間も待たずに再度飛び立った。が結局1時間遅れくらいでようやくカジュラホーへ着いた。

それにしても何でこんな寄り方をするのだろう。例えて言うならば東京から長野へ行くのに大阪へ寄って、金沢へ寄って、長野へ行くような感じ。まっすぐ行ったほうが絶対に早いし近いのにわざわざ回っていく。カジュラホーが北インドを周遊するコースに組み込まれていて、ムンバイからの直行便にすると利用者がほとんど無くなるのだろうか。
ホテルからの迎えの車に乗って予約していたチャンデラホテルへ。パッと見た目はそれほど豪華という感じもなくフツー。迎えの車のお兄ちゃんが「この後お寺を見に行くか?」と言うので「行く」と答えると待っていてくれることに。

チェックインして荷物を置いて早速出かける。念のためタクシーの料金表を確認。半日(4時間)で900ルピー。ちょっと高い気もしたがまあ良いかと乗る。寺の跡はライトショーやダンス鑑賞もあるとか色々提案して来る。まあとにかくまずはお寺を見てからということで、西群のお寺へまずは行く。一番近くて実はいきなりのハイライト。外国人価格250ルピーを払い入場。ガイドが売り込んできてうるさいのも嫌なので音声ガイドを100ルピーで借りる。これで落ち着いて自分の見たいように見られる。まず入って左側のラクシュマナ寺院へ行くがちょうど同じ飛行機で着いた団体さんがたが集積していて落ち着かなさそうなのでやめて中央のカンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院へ。靴を脱いで中へ入ると見事な彫刻が室内にたくさんあってうれしくなる。もうカメラでバチバチ撮って外へ回る。左側から見ていくとヒンズーの色々な神様があって、もう少し行くと「!!!」。ありえないアクロバティックな格好のカップルに、いきなりはカジュラホーのハイライト中のハイライトに来てしまったと思う。まあそれにしても「こんな屋外の青空の下にあっけらかんとあるなあ」、という感じ。
もうちょっと裏側に回ると上へ上へ伸びるシカラがよくわかりお寺の造形自体の素晴らしさも感じる。右側へ回ってくると。おっと「!!!」、またあった。どうやらお寺の左右側面中央はそういう場所らしい。まあでも宇宙とつながる大切なことなのだろうから堂々としていて良いのだ。
一回り小さなお隣も同じ感じで、とにかく今日夕方までにざーっとは見ておきたかったので次々に回る。ちょっと古い感じの  寺院も側面中央はやっぱり「!!!」だった。やるなあ。

最後にラクシュマナ寺院を見ているうちに、やたらとホイッスルが聞こえると思ったら警備員が「5時半だから出て行け」と言う。うーん、時間切れ、残念。ざーっとは見たけど一つ一つ彫刻を鑑賞したい気持ちは満たされず、できれば明日か明後日来ようと思いながら後にする。
隣に見えた現役のヒンズー寺院、マタンゲーシュワラ寺院にも行ってみると、どうやら中に入ってもよさそう。お坊さんに招かれて中に入ると、おでこに朱色のしるしをつけてくれたので50ルピーお布施を払う。現役の寺院はそれほど外壁に彫刻もなく、中もあんまり掃除されておらず雑然としている。やはり西群寺院は世界遺産であることでユネスコからお金が出ていて整備できているのだろうか。こういう国でこそ、ユネスコ世界遺産にして文化遺産や自然遺産を守ることは大切だと感じる。

時間があるのでお茶でも行くかというので、いつも行くらしい店(つまりコミッションがきちんと返る店だろう)へ連れて行かれる。メニューを見ているうちになんかおなかが減ってきたのでThali(インド定食)を頼む。観光地価格で140ルピーとやや割高だったが、案外いける。食事を済ませるとLighting Showの時間が迫っている。あわてて駆けつけるともう始まるところだった。西群の寺院のちょっと手前でプラスチックいすを並べて会場になっているので、プラスチックいすを最前列に付け加えて座る。ショーが始まると、カジュラホーの歴史、どうやって寺院が次々作られていったかの物語を説明しながら、順番に寺院がライトアップされていく。これはなかなかきれい、値打ちのあるショーである。

事前には僕は情報は仕入れられておらず、これを紹介してくれたタクシーのお兄ちゃんを、もしかしたらタクシーでなくても回れる距離かもしれないが、まあ任せてみることにした。
ショー終了後なんか眠くなってきて、ダンスはパスすることにする。ホテルでシャワーを浴びると移動の疲れもあったのかすぐに眠くなってきてかなり早くに床についた。

0 件のコメント:

コメントを投稿