2011年3月11日金曜日

東日本の地震

日経の速報メールで、また東北に地震があったと知った。追信がだんだん入ってきて東京もけっこう被害があって、電車が全部止まっているのを知って、銀座でランチをしている妻が帰宅難民になるのが心配になり、連絡を取り始めた。
SMSを送っても返信がなく、携帯に電話してもつながらず。これはけっこうダメかと思って自宅の固定電話を鳴らすと出た。どうやら最寄り駅の一つ手前の駅でちょうど地震が来て、そこで電車が止まったので歩いて帰ってきたらしい。それから公立小学校に通う次女を迎えに行って帰ってきたところだった。長女は試験休みだけど図書委員で学校の図書館へ行っていてまだ帰ってきていない。学校に迎えに行かないといけないかもしれない、ということで一旦電話を切ってまたかけることにした。

こっちの昼休み、食事を終えてそろそろ帰ってるかと思い東京の自宅に電話するがつながらない。携帯にかけてもつながらない。だんだん被害状況がわかるにつれ電話がつながりにくくなっていく。95年の阪神大震災のとき、東京に居て実家の状況を電話で確認したことを思い出す。あの時は7時のニュースで見て電話したけど全然つながらず、仕方なく出社して会社から電話していたら9時前につながって無事を確認した。でもその後何日か全くつながらなくなったのだった。

自宅の番号や、妻、長女、次女の番号を順番に回しているうちにようやく自宅の電話につながる。どうやら長女を迎えに行って帰ってきたようだ。3人とも無事だったことを確認できた。ホッとする。

定時後渋滞の中を帰宅するクルマでSMSをすると、けっこうすぐ返信が返ってきた。どうやら携帯のSMSは状況良くなったようだ。帰ってTVをつける。NHKの見られないインドなので、CNNをやBBCをつけると、CNNは津波がハワイに来たとか、これから西海岸に津波がくるとか、津波の当事者としての視点。BBCはそういう心配がないからか日本の状況をずっと報道しており、こっちにする。

東京の自宅のインターネット回線はどうもないようで、Skypeでつなぐ。電話よりむしろ全然つながりやすくありがたい。大田区は電気もガスもちゃんと来ていて大丈夫なようだ。関東全体ではかなり停電があるようなので、23区は優先的に電気が送られている可能性が高い。

Facebookで友人たちの状況を確認すると、みんな何時間も歩いて帰宅したり、朝まで会社で過ごしたり、かなり大変。でもニコニコ動画やUstreamでNHK他のTVを流しているなど、色々情報を得る。こういうクチコミ情報が一番役に立つ。
BBCとフジテレビの二元中継で状況を確認。
その間も妻がSkypeで15分毎くらいに余震が来て、落ち着かない、と訴える。確かにそれは落ち着かない一夜になるよな。

明日また状況を確認するとして、今日は寝る準備に入るか。

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