2011年4月22日金曜日

デリー観光(クトゥブ・ミナール+ラール・キラー)


イースターの週のGood Fridayの休日で休み。ヒンズー国であるがキリスト教の行事で休みがあるのだ。面白い。おとといからデリーに出張に来ていたのだが慌ててムンバイに帰る必要もなくホテルに延泊して今日はデリー観光することとする。2005年にデリーに出張したときにフマユーン廟は連れて行ってもらっているので、クトゥブ・ミナールとラール・キラーを見学することにする。まずはホテルから近いクトゥブ・ミナールへ。Metro2駅だがこのMetroがインドとは思えない超まともな駅と電車。高架駅で自動改札があってSuicaのようにタッチして改札を抜ける、電車もちゃんと自動ドアだしエアコンは入っているし。ムンバイではありえない。シンガポールとかクアラルンプールとかバンコクとか上海とかの水準。
クトゥブ・ミナール駅からはオートリキシャーで、50ルピーは安くない来もしたが観光地だしまあよしとする。近くまで来ると有名な塔が間近に見える。切符売り場窓口横に居たおっさんに「めちゃめちゃ高いな!」と文句を言いつつ外国人価格の250ルピーを払い入場。音声ガイドが含まれているのが幸いな点ではある。
有名な塔だけでなく、さらに高い塔を立てようとした跡だとか、モスクの後の遺跡だとかここクトゥブ・ミナールはなかなか見所のある場所である。遺跡好きなら気に居るのでは?という場所だった。
リキシャーでMetroに戻りOld Delhiの駅まで乗る。すぐ地下区間に入り乗客も増えてきた。地下部分でも携帯の電波はしっかり届きなかなかやるなー。一応IT大国だもんね。
3-40分してOld Delhiの駅から地上に出ると、そこはごちゃごちゃとした旧市街。これは僕の知っているインド。ムンバイと似た感じ。そこからラール・キラーまで途中Vegitarian Restaurantで昼食をとりながら歩く。ラール・キラーのハイライトは入り口の門だった。中に入ってしまうと王の閲覧場所だとか見るところはあるが、まあそんな感じかってところ。中はだだっ広く、日本の城よりも西洋の城に近い形式な気がする。それでか、昔函館で行った五稜郭を思い出した。
ラール・キラーを後にしてジャマー・マスジットへ。ここは古いモスク。ムスリムでなくても見学自由なようで中へ入ってみる。親切にカメラを撮ってくれたおっさんが居たが、やはり!チップを請求された。100ルピー渡し外へ出るが、靴を脱いだところでも別のおっさんが「くつを見ていたやったから」とチップを請求。観光地はやたらとこれだ。無料(タダ)の親切なんかあるわけがないのだった・・。
来た道を戻ってもしゃーないし、New Delhiに近づきたく反対側の門からOld Delhiの旧市街へ出て、「こっち」と思う方向へ歩く。細い道の商店街が延々と続く。いつまで立っても出られそうな感じがしなくなってきた。それでもひたすら行くうちに広いとおりに近づいてきた。ここらでリキシャーを拾い、インド門近くの国立博物館へ。インドらしく一部工事中だったりするが、ムンバイの博物館同様置いてあるヒンズーの神々の像が素晴らしい。
夜はコンノートプレイスへ行ってみる。丸くなった建物の店自体は特段面白くもないが、近くの地下街が怪しげで良い。ゲームソフト、パソコンソフト、DVDなどを扱っていてクアラルンプールのプラザローヤットなどを思い出す、アジアな感じのところ。BlueRayのディスクを試しに3枚買ってみる。ちなみに後で帰宅して再生してみたらBlueRayでも何でもなくてDVDだし、2枚は不良品で再生できないし、マレーシアのPasar MalamDVD屋と一緒・・。こんなところで買って値切り方がアマかった自分がバカ。まあ授業料だな・・。
ところでムンバイにはこういう怪しげなところはどこにあるのだろうか?やっぱアジアっぽいこういうところも時々行って宝探し(?)したくなる。
超早起きの明日に備えてほどほどでホテルへ引き上げる、がMetroが遅れだした・・・。結果的にはひどい遅れではなかったが、いくら見た目はまともでも、でっかいおっさんが座席の狭い隙間に無理やり座ってくるし、電車は遅れるしで、「Metroもやっぱりインドだ」と実感しながらホテルに帰る羽目になった・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿