2011年6月24日金曜日

J.W.Marriottで日本食ディナー

マレーシア駐在時代の友人の紹介で、友人の会社のムンバイ駐在員とディナー。向こうさんのオススメでJuhu BeachにあるJ.W. Marriottへ。前から気になってたけどまだ中にはいったことがなかったのでイイ機会でうれしい。
Spicesというアジアン・フュージョンレストランへ。何と中華料理レストランの奥に、寿司カウンターが!さらに今だけ窓から見えるビーチに難破船が浮かんでいるというオマケつき。スリランカの船が流されてきてSea Linkの橋桁にぶつかった上に今Juhu Beachをさまよっているらしい。かなりすごい絵だ。

寿司カウンターには玉那覇さんという日本人シェフが居て、寿司を握ってくれる。ネタの種類も豊富で、定番のグランドハイアットのビュッフェFifty Five Eastの寿司より上。タージ・マハルホテルの中の「Wasabi by Morimoto」よりはリーズナブルといういいポジションにある。
玉那覇さんは1ヶ月強前にパキスタンのイスラマバードから来られたらしい。どうやらオサマ殺害後かの国はピリピリしていてかなりアブナイ雰囲気で身の安全を考えて移って来られたとのこと。隣国での事件でムンバイでは今まで直接的な影響はなかったけど、そういう間接的な影響もあるんだな。

彼によると「パキスタン人がインド人を嫌っているわけがわかった。」という。聞くと先日12時ころ既にラストオーダーも終わり部屋へ戻ってくつろいでいたところへ、「どうしても寿司を握ってほしい」との客がいて呼び出されて握ったそうだ。ところが「ヘンな味がする」とイチャモンをつけられ「タダにせい」みたいな話になったらしい。何でも相当な金持ちで「シェフなど所詮使用人」という意識丸出しの超上から目線だったらしいが、「こっちは30年以上寿司握ってきて、そんなこと言われたことがない、寿司食って5年やそこらのお前に何がわかる!」とタンカを切って、結局「すまなかった」みたいなことにはなったらしい。
パキスタン人はムスリムで貧富の差はあるとは言え、そこまで上下関係を言わないようで、インド人の階級意識とその大きな態度がかなり頭に来られたようだ。そのあたりはインドの根深い部分だと言えるだろう。

ここでは他に鉄板焼きもあるし、メニューにはないが、うどん(関西風ではない)も作ってもらえる。もちろん安くはないが、日本人シェフの味が食べられる貴重な場所である。

ホテル自体も砂浜からなるビーチにjavascript:void(0)面していてプールもあり、かなりリゾート気分が高い感じ。一度は家族と泊まってみたい場所だ。

すっかりいい気分で食べて飲んであっという間に3時間が過ぎて楽しい夜を過ごすことができた。

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